199gの高機能ドローン「Mavic Mini」
今年の10月31日にドローン大手メーカーDJIから発売された「Mavic Mini」。
なんといってもその機体重量が199gとなっており、日本の航空法規制にひっかかる200gをギリギリ下回る重さで作られているのです。
しかも日本向け独自仕様として特別にバッテリーを少しコンパクトにして(飛行時間はその分短くなりますが)199gを実現させるという徹底ぶり。
あたくしも11月頃に予約したんですが、発表以来品薄でなかなか入手出来なかったんです。それが最近になってやっと少ずつ在庫が出始めまして、ギリギリ年内に届いてくれましたー。
ということで、令和元年最後の開封の儀であります。
思ってたよりも更に軽い。
箱はこんな感じ。他のDJIのドローンシリーズと同じようなデザインを踏襲しております。高級感あります。
もちろんMacやFinal Cut Pro Xにも対応。
箱の中身はこんな感じ。今回は最初から周辺商品も同梱されておる「Fly More Combo」を購入。
こちらはプロペラガードとバッテリー3個とアダブター。最初からバッテリー3個はありがたい。ガードは360度保護するタイプ。持ち運ぶのにはちょっとデカい。
ドローン本体はこちらの専用バックに入っております。
布のような手触り。真ん中には「DJI Mavic」のロゴが入ってます。
ご開帳ーー。
まずは付属品。バッテリーが3個充電できる充電器、ドローンを操縦するプロポ、予備のプロペラです。
充電器にはバッテリーを3個入れることが出来ますが、どうやら一気に3個充電するのではなく、1個ずつ順番に充電していくタイプです。
プロポはこんな感じ。液晶などは付いていません。スマホを接続して使うタイプです。DJI Sparkのプロポに近い感じです。
スティックは外して収納出来ます。予備も合わせて4本入ってます。
こちらはケーブル関係。充電用のmicroUSBケーブル2本。プロポとスマホを接続するケーブル3本(Lightining、microUSB、USB-C)。プロポのスティックの予備、プロペラを外す時のドライバーも付いてます。Mavic Miniではプロペラを外す時は「DJI Spark」や「Mavic 2 Pro」のようなワンタッチ式では無く、このドライバーでネジを外さないといけないようです。ちょっと手間ですが、これも軽量化のためかな?
そしてこちらが「Mavic Mini」本体。超コンパクト。想像よりさらに軽い。こんなので風に耐えられるのか?というレベル。
持ち運びの時には折りたたみも出来て、ちゃんとMavicしてます。
裏側。レンズカバーも付属しています。
レンズは3軸ジンバル。Sparkの2軸ジンバルより安定しますね。
199gと誇らしげに書かれてますよ。
ここからバッテリーを入れます。上でも書きましたが、日本の「Mavic Mini」は独自仕様で、バッテリーが他国のものより少し小さくなっています。
「DJI3兄弟」揃い踏み
それではあたくしが持っている他のドローンと並べてみましょう。まずはあたくしにとっての初号機「DJI Spark」と並べてみました。ちなみにSparkは折りたたみ出来ません。
広げてみると、少しMiniの方が大きいかな、でもMiniの方が軽いんですよねー凄い。
続きまして、親分「Mavic 2 Pro」との比較。威圧感すら感じるサイズの違い。
プロペラを広げてみました。「Mavic 2 Pro」はデカいけど、その安定感も半端無いです。少々の風ではビクともしません。
上に乗っけてみました。親子的な。
最後に3兄弟そろい踏みで記念撮影。結局今年1年の間に3台買っちゃました。沼にハマったなー。
確かに航空法には引っかからないけど…
ということで「Mavic Mini」開封の儀、いかがだったでしょうか?
日本の航空法の規制にかからない200g以下の機体を実現し、3軸ジンバルで2.7K撮影もでき、価格も手頃という、DJIの技術が作り出した夢のようドローンです。
でもね、確かに199gで航空法にはかかってこないんだけど…知れば知るほどドローンって航空法以外にも規制だらけで飛ばせるところほとんど無いんですよね。
まあきちんと許可を取れば飛ばせるんだけどね、むしろ許可をしっかり取れるんなら「Mavic 2 Pro」のような高画質ドローンでガッチリ撮影したくなったりしてね。
綺麗な景色があったからカバンから「Mavic Mini」をさっと取り出してサクッと撮影、なんてことが出来るわけでは到底無いわけで…。
そんな規制だらけの状況で、正直最近ドローン熱がなんとなく萎えてしまっている状況であります…。
まあドローンに限らず、今はラジコンとか凧揚げとかもできる所なかなか無いみたいですからね。キャッチボールすら「危ないから禁止」の公園も多いみたいですもんね。
今年は「Mavic 2 Pro」の包括許可申請も取得したけど、結局あれから1回もドローン飛ばして無いんですよねー、なんだか知れば知るほど億劫になっちゃってねー。むしろグレーな部分をはっきりしてくれた方が飛ばし易いと思うんですけどねー。
また機会があれば、きちんと許可を取って撮影に出向くしかないですねー。やれやれ。
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